Project Slippiについて(概要編)
Lastmod: 2020-10-09

「Slippi」とは

「Project Slippi」とは、スマブラDXを更に奥深いものとする強力なデータフレームワークです。この記事では、主にSlippiがどのように動作し、どういうメリットがあるか、について解説します。自分のWiiやDolphinで動作させたい方は、こちらの導入編をどうぞ(執筆中)。

Slippiで可能になること

WiiやDolphin(ネトデラ)でリプレイを保存PC上でリプレイデータを再生、共有、解析リプレイをストリーミングすることで、高画質で配信が可能

ひとつずつ見ていきましょう。

リプレイ保存機能

Project Slippiの中核となる機能です。まずはリプレイを取らないことには何も始まらない。Slippiが有効になっているDolphinやWiiでプレイすると、勝手にすべての対戦が保存されていきます。当然Dolphinを用いたネトデラにも対応していますし、Wiiが正しくハックされていればオフ会での利用も問題なく可能です。

ちなみに実機はWii限定。GCでの利用はできません。また、Wiiをハックし、Nintendontというソフトを利用可能にする必要があります。ややハードルが高いように見えますが、Wiiのハック自体はかなりポピュラーで、安全な方法が確立されています。

リプレイ再生・共有・解析

リプレイファイルは、Wiiに接続したUSB/SD、Dolphinの場合はPC内に保存されます。このファイルを受け渡しすることで、リプレイの共有がかんたんに可能です。リプレイの再生に関してはDolphinを利用します。(Wiiで再生はできません)Slippiのアプリをインストールしていれば、ファイルをダブルクリックするだけで再生できます。

リプレイ解析ですが、アプリでリプレイを読み込んだ時点で自動的に解析されます。ニュートラル(立ち回り)での勝率や、与えた%などですね。さらに細かい解析を行うにはリプレイファイルをデータ処理する必要がありますが、一気にハードルが上がりますのでここでは触れません。

リプレイストリーミングを用いた高画質配信

Slippiの中で実は最強かもしれない機能。なんと、Wiiでプレイ中に、ネットワークを通してリプレイデータをリアルタイムで外部に送信できます。PCでデータを受け取ることで、全く同じ試合をDolphin内に再現することができます。あとはDolphinをキャプチャすれば高画質配信の出来上がり。キャプチャーボードが不要になり、Dolphin側にカスタムテクスチャや各種ハックを仕込むこともできます。

このデータ送信/受信に関しても、こちらでプログラミングなどは必要なく、標準機能として提供されています。通信をするにあたって、ローカルのIPアドレスがどーとかの話が多少ありますが、ググりつつ対応できる程度です。

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